もんじゃ部


第6回 やじろべえ 2005/08/28 wed ★★★

友情よりもんじゃを選ぶ
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今日も遅くなりぎみではあったが、
今日こそは月島で食べたい、という強い思いをもとに、
板さんの「田町でもんじゃを食べたい」という要望を
非情にも蹴散らし、月島へ向う。
あの非情さは何だったのだろうか。
でも、後になって思うと、あのときは、もんじゃの神様が乗り移って、
「月島へ向え」と言っていたのかもしれない。

遅くまでやっている店はピックアップ済みだったので、その中から
(ちょっとあやしげな気がしたので・・)まだ行っていない
12時半がラストオーダーという「弘」を目指す。

地図をたよりに「弘」へ行ってみると、暗い。
なんと、「弘」は水曜定休日だったのだ。
いままで定休日を気にしなかったけど、ちゃんと調べるべきだった。

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やじろべえとの出会い
仕方なく他を歩いて探し、
路地裏の「やじろべえ」にとりあえず入ってみる。
少し不安げ。どうなんだろう?
「まだ大丈夫ですか?」22時を過ぎていたので聞いてみると
「2階へどうぞ」と普通に通される。
(後で調べてみると、営業時間22時までって書いてあるけど。。)

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初の牛若&牛若!にびっくりする
席についてみて、まずふたりでびっくりしたのが、
なんとこの店のヘラは「牛若&牛若」だった。
初めてのパターン。
しかし、このタイミングでこのパターンにめぐり合えたことで、
今日は新しい発見(というか仮設)ができたのだった。
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キムチがすごく美味しい
ここのもんじゃは、基本プレーンで、
具をトッピングで注文するスタイル。
めずらしいものを、と思い、
ポテトとほうれん草を注文する。
この最初のもんじゃが出て来る時間が異様に遅かった。
30分くらい待ったような気がする。
その間、注文したキムチを食べていたのだが、
これがめちゃくちゃうまい。
そういえば目の前は韓国料理屋だ。ここから仕入れているのか。
本当に、にんにくがきいていて美味しい。
今まで食べたキムチの中で一番美味しいと言っても過言ではない。
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不意の「出そうか?」の攻撃に、撮影を忘れる
ようやくもんじゃ登場。盛りが大きい。
その大きさに見とれていると
おばさんが、器を置いて、ちょっと伺いながら
「焼けるよね?」と言う。
「あ、はい」
それは確認した上で更に
「出せる?出そうか?」と言った。
「は、、はい。お願いします!」
プロの技が見れるときは、なるべく見るようにする。
それにしても、最初に具を出す行為を「出す」というのか。
専門用語を一つ覚えられた。
おばさんはまず、油を鉄板の3分の2の範囲にだけひいた。

そして華麗な手さばきで具を「出し」た。
汁がちょっと出てしまうような豪快な出し方だったが
そこがまたかっこいいい。

牛若と弁慶の存在意義
出した後は、自分で焼く。
牛若&牛若は、もんじゃを混ぜるときは、軽くて使いやすい。
弁慶は、具を切るときやお好み焼きをひっくりかえす時はいいが、
重くて疲れるのだ。初期の頃は、実は全く使わなかった。

「牛若は、軽くて使いやすいよ。両手で混ぜやすいし。
 もんじゃにはいいね。」

はっ!!!!!

やがたん&はやっしーが同時にここで悟った。
「あ!いま、わかった!」
「私も!わかった。わかった!」

牛若:もんじゃ
弁慶:お好み焼き
に向いている、ということは、
このヘラの組み合わせを見れば、
その店がどちらに力を入れているのかが
わかるのではないか?
これはなかなか的を得ているかもしれない。
今後はこの考察と併せて店を検証していこう。

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カスがおいしい
さて、かんじんのお好み焼きであるが、
まずはじっこのカスを食べた瞬間
「カスが、美味しい!」
カスが美味しいということは、汁が美味しいのだ。
本体を食べてみると、これまた美味しい。
すばらしい。とてもおいしい。
ポテトの固さなどもいいかんじである。
しかしどうでもいいけど、おばさんの「出そうか」に惑わされて、
またもや焼く前の撮影を忘れてしまった。
このくせはなかなか直らないな。。

パンを食べてしまうという過ち
実をいうと、はやっしーは今日、重大な間違えをおかしていた。
もんじゃに行く日だというのに、
夕方、パンを食べてしまったのだ。
なんということ!。
なので、今日は1枚しか食べられない、と思っていた。
でも、このおいしさに、もう一枚いける!
ということで、もう一枚注文することにする。

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チーズに負けない意思
2枚目は、おんたまチーズもんじゃ。
思えばこれはトッピング形式でなくて、セットだった。
今回も、出すのはおばさんにお任せした。
ここで色々な話を聞くことができた。

「お店開くの?」
私達が熱心に色々もんじゃの研究っぽい話をしていたのが
聞かれたのか?
「いえいえ。ぜんぜん。」
「お店を開くなら、うちのもんじゃを参考にするといいわよ。
うちのもんじゃ、おいしいでしょう。
「他の店のは、水っぽいというか、薄いと思うんだけど
うちのはちゃんと味つけしてあるから。」
「あそこの角が、駄菓子屋だったんだけど、そこで食べてて覚えて。
近くの店の●●の子は友達で、味が似てるのよ」
など、いろんな情報を教えてもらう。
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汁の重さが違う
汁を混ぜながら、はやっしーは気がついたようだ。
「やがたんにはわからないかもしれないけど」
「何?!」
「汁の、重さが違うんですよ。混ぜたときの」
他の店よりも、混ぜた感触が、重厚だというのだ。
おばさんの言ったことと一致している。
それを肌で感じられるのは、うらやましい。

今回は、油をひかないでいい、というので、
ひかずに焼く。
でも、オリーブ油が中に入っているらしく、
テラテラしていて混ぜやすい。
ただ、
「オリーブ油のいいにおいがするでしょ」
と言われたけど、それについてはわからなかった。
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焼くエリアのドリル
今回は油をひいていないので、さっきのように焼くべきエリアが
限定されているわけではないのだが、
やがたんは無意識に、さっきおばさんが油でひいた
3分の2のエリア内に収まるように焼いていた。
まるで子供の頃、漢字ドリルの最初の方は薄い下地をなぞって、
じょじょに自力でその形に書けるようになるかのように。
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2枚目はチーズ入りなので、
以前の経験から味がチーズに負けてしまう
かと思われたのだが、これがびっくり。
チーズとうまく調和して、ちっとも負けていないのである。
どんなときでもチーズは強い、というのは間違えであったのだ。
汁自体がしっかりとした主張を持っていれば、
どんな具にも負けないのだ。
それを知らされるほど、しっかりと味の確立された汁だった。

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あんこ巻の生地は、八橋風。
2枚目で相当おなかいっぱいであったが、
やはりあんこ巻は食べなければいけない。
今回も、焼き方がまだいまいち自信がなく、
おにいさんに焼いてもらう。
スプーンで生地をまるく焼き、今回は生焼けではなく、しっかりと焼く。
あんこは同様に細長く置き、
そして切るときも同じように2つのヘラをつかって切っていた。
出来上がりの容貌が違う。
前回のホットケーキ風であったが、
ここのは八橋風でねちょねちょしていた。
でもおいしい。この形式の方が一般的なのか?
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あんこ巻を焼く前に、ヘラをどうしようか迷っていたら
「はがし」という言葉をおばさんが使った。
なるほど。もんじゃに関しては、これは「はがす」道具なのだ。

ものすごくおなかいっぱいになりながらも、
今回も感動的なもんじゃ活動となった。
「これは最初以来の★3つでちゃうね。」というほど。

良いもんじゃの店の見分け方の仮説がいくつかできたので
今後も検証を続けていこうと思う。

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【本日の教訓】
 ●鉄板が大きいときは3分の2くらいの範囲で焼く。
  無駄に汚さない。
 ●部活の日の夕方には、パンを食べない
 ●定休日も調べてから行く
 ●焼く前に、写真を撮る。

【用語】
 ●「出す」
 ●「はがし」

【本日の注文】
 1.プレーンもんじゃ+ポテト+ほうれん草
 2.おんたまチーズもんじゃ
 3.あんこ巻き
4. キムチ

 飲み物(二人で)
  生ビール×3

 合計:¥5,010

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やじろべえ
 月島3-17-5
 TEL:03-5560-0038
 営業時間
  15:00~22:00
 不定休
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もんじゃ・お好み焼き・鉄板焼き やじろべえ (もんじゃ焼き / 亀戸、亀戸水神、東あずま)


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by monjyabu | 2005-08-28 20:39 | ★★★

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もんじゃを食べまくり、もんじゃの真髄を追求する,部活
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